|2014.07.01|50歳からの整理整頓,お知らせ
片づかない状況は自分で選択しているに続いて、男性編。
園田塾にいらしている方のご主人さまに、大きな変化が訪れています。
発端は、奥様のことば。
「リビングにCDを主人が持ちこんで、どんどん書斎から運んでくる。ストレスなんですよね。」
そこから、どうして旦那様が書斎からCDを持ち込んでくるのか?を考えました。
どうも、書斎に問題があるらしい。
「書斎に入るのが嫌なんです。」と奥様。
書斎とは名ばかりで、納戸化していたようです。
それは、居心地が悪いですよね。
奥様が居心地が悪いということは、ご主人だって好きではない環境のはず。
だから、心地よいリビングにCDを持って来て視聴しているわけです。
掃除 整理整頓
なら、簡単!書斎を快適空間にしちゃえ~!!!
ということで、そのことはブログでどうぞ。
旦那様の居場所を作ろう!
その後の変化はこちら
片付けたときに起きたこと、心の変化
私がしたのは、ただレイアウトのご提案だけです。
片づけないのではなく、片づける理由とイメージがいるということでしょうね。
そこさえ明確に伝われば、
男性は圧倒的な思考回路を使って、
自分の好きな空間を作り上げる構築力を持っています。
女性としては、羨ましい力です。
社会の中で日々培われてきたものが、
部屋という空間にも活かされるということだと思います。
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選択心理学というのは、自分で変われるということを理解することから始まるようです。
男性は建前と本音。
チームワークが大切といいながら、個人攻撃をするのが男性社会の構図らしいです。
男性社会の中で、第一線で働いてきた女性は言います。
男性の社会はめちゃめちゃドロドロだ。足の引っ張り合いなんてゴマンとあると。
もちろん、そんな方ばかりでないことは、100も承知で書いています。
女性は良くいえばピュア。感情に素直なので、ストレートに表現しがちです。
それゆえに、些細な事でも衝突が起こるわけです。
どちらがいい悪いではありません。一般的な傾向ですね。
・上司に困った時の対処法として、
例えばチームワークについて、何か言われたとします。
「チームワークとは?」と質問してみる。
自分が思うチームワークはこうだけど、部長のチームワークは?
そこから意見の交渉になります。
違う意見なら、相手を責めるのでなく、オウム返しで相手の意見を尊重してみる。
自分で話していると分からないからです。
オウム返しで自分の言葉を聞くと、けっこうひどいことを言っているのが分かったりします。
(ここは妻も、自分と夫に置き換えるといいかもしれません。私も、ひどいことを言っているかも。(汗))
自分の言葉を聴いてみると、それが認識できる。
だから、「部長はこう思うのですね。」と言う。
言わないと同じ意見だと思われる。
人間、自分の都合のいいように解釈するからです。
「みんな部長みたいにできないので、どうしたらいいですかね?」と指導してもらうのもいい。
※岡田真由美さん講座より
|2014.04.17|子育て期の整理整頓
五月人形を飾りました。
早くから飾らないと、5月になってからではあっという間に子供の日がきてしまいます。
そこで箱から出してみたのですが、
購入時点では大きな箱の中に小箱に入った飾り物が収納されています。
大きな箱は収納スペースを取ります。
収納庫に余裕があるうちはいいのですが、子供が大きくなるにつれてモノは増えていきます。
となると、大きな箱はジャマになるのですね。
数年前にその大きな箱を見直しました。
箱の中は意外に余裕があって、これがムダな空間になっていました。
しかし、人は始めに与えられた入れ物を変えようとはなかなか思わないものです。
大きいということは、上げ下ろしも大変で、女性の力では難しく、夫の出番となるわけです。
しかし、これが面倒くさがられるのですね。
こいのぼりなどは、「息子も大きくなったのだから自分で飾れるだろう。」
などと親を放棄したようなことを言い出す始末。
子供の健やかな成長を願って飾るものですから、本人がやってどうするんだ!と羯を入れたくなります。
こいのぼりは、結構飾るのが大変なので、五月人形くらいは飾ってあげたい。
そう思いながら毎年箱から出しています。
その五月人形の箱ですが、大きければ上げ下ろしが大変だけど、小箱にすればなんなく収納することができます。
たいてい天袋などの滅多に使わないところに収めていらっしゃる方が多いと思います。
年に1度しか使わない季節物(クリスマス用品、お正月用品、ひな人形等)は、使用頻度からいって、とても低いものです。
されど無ければならないモノ達。
取り出しずらい場所に季節物を収納することが、普段使いのモノを使いやすい場所に収めるということにもつながります。
ということで、小箱にばらして収納しています。
ただし、天袋は取り出しづらいところであることには変わりはないので、出しやすくする工夫は必要です。
そこで活躍するのが紐系です。
タダの紐を掛けてもいいのですが、底の広いものは十字に掛けないと安定しません。
それよりも、紙袋の紐を活用した方が、楽に出し入れできます。
安定しますよね。
紙袋はマチを切って広げて、
紐と紐の間を、マジックテープでつないでみました。
天袋にはこんな感じで入れています。
箱に掛かっている紐を引けば、自動的に手前に出てきます。
また省スペースで済むようになりました。
毎年のことですから、少しでも楽に出し入れができると【飾ろうかな!】と思えますよね。
これなら力のない女性でも、楽勝です。
|2014.04.02|50歳からの整理整頓,お知らせ
ブログに上げたままになっていた「片づけられない人のタイプ」について、書いてみたいと思います。
まずはブログの記事から
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片づけが苦手といっても、人によって皆さん苦手のタイプが異なります。
どう違うのでしょうか。
分け方(分類方法)について見てみましょう。
(1)大風呂敷タイプ:
分け方(分類)が苦手な方は、全部広げて「さてどうしよう・・・」と考えるようです。
一番オーソドックスなタイプです。
特に整理収納アドバイザー認定講座では、「基本は全て出す」から始まるので、本当はこれでOKなはずなのです。
ただ、これが問題を大きくしてしまう人もいるということなのです。
あなたは大丈夫でしょうか。
(2)マウントタイプ:
自分の中に確固たるものがあるとすぐに分けられる方は、分ける理由が明確なうちはサッサと分けますが、それが崩れると手が止まります。
頭の思考が止まってしまうからです。
元々頭のいい方なので、目標が定まると一気に山のてっぺんまで行けるタイプです。
(3)積み上げタイプ:
細かく分けるのが得意。
しかし、最初から細かく分けてしまうと大きなところまで行き着かず、崩れてしまうか途中であきらめてしまうタイプ。
時間が経過するとまた同じところを整理しているので、いつまでたっても先に進まない傾向があります。
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ではどうしたらいいのかを見ていきましょう。
(1)大風呂敷タイプの方
大風呂敷タイプの方は、始めに自分が何をしたいのか?を明確にする必要があります。
食器棚の整理であれば、
・これからの生活でどんな食事スタイルにしていくのか
・和洋中であれば、何がメインとなるのか
・テーブルコーディネートと共に食器もセットで考えるのか
・来客は多いのか少ないのか
・小さいお子様がいるのであれば、その子が自分で取りだせるようにしたいのか
その場合、どの位の高さなら取りだせるのか
頭の整理をしてから出せば、食器を出す時点ですでに分類しながらある程度の区分けができるはずです。その上で、今現在使っているのか、これから使いたい食器なのかを基準に、一番よく使う食器から出し入れしやすい場所に戻していきます。入りきらないようであれば、本当に使うのか?もう一度原点に返って見直してください。それでもいるとなれば、食器棚以外の場所も視野に入れていきます。
このタイプは、出す前の準備段階が成功のカギとなるでしょう。
(2)マウントタイプの方
部屋を見回すと、キレイになっているところと、散らかっているところがはっきり分かれています。
元々片づけられる方なのですが、理想が高いため100%を求めてしまいます。
100%にならないと、途中で全部投げ出してしまいがち。
だから、“完璧!雑誌に載っているお部屋みたい!”となるとモチベーションも上がるのですが、
ちょっと納得がいかなかったり、散らかってきてしまうと “ま~いいや。そのうちやれば。。。”
そのまま放置状態がしばらく続くと、「わたしって片づけられない?」と自信喪失。
実はやりだすととってもすごい!という集中型でもあります。
このタイプの方は、そこそこでもいいから毎日少しづつ元に戻す。というシンプルな方法が一番です。
無意識にできないと思ってしまうところがあるので、うまく収納できているお気に入りの場所を見て、
“私、出来ているじゃない!”と毎日言ってみましょう。自己肯定感の低い人は、自分を認めるという作業が必要になります。
行動は21日間続けると習慣になるといわれています。
さらに、今すでに習慣になっているクセに結び付けて新しい習慣を始めると、定着率が高いようです。
歯磨きは寝る前にする。これも何気なくしている習慣ですね。
毎日歯を磨くように、片づけもできるようになるとベスト。
寝る前には洗濯物をタンスにしまう。
このように時間を決めて習慣化できる仕組みを作ると続けやすいのでお勧めです。
風水では朝起きた時に見る景色で運気が変わると言われています。
目覚めた時に洗濯物がたくさん目に入るのと、美しい花や絵が目に入るのでは、幸せ感や1日のやる気が違ってきます。
それが毎日続けば、心の豊かさまで変わっていきそうですね。
まずは、うまく機能している小さな成功例を、少しづつ広げていくイメージで始めてみましょう。
(3)積み上げタイプの方
いつも同じ場所ばかりに目がいってリバウンドを繰り返すこのタイプ。
書類の整理はお得意の方が多いです。ツミアゲ式は書類の分類にはとても有効だからです。
しかし物の片づけには向いていない方法です。
物は大まかに分類していかないと、家に分散していた同じような物が、後から後から見つかっていくことに対処できなくなります。
なぜかというと、始めに考えていた収納では収まりきらなくなってしまうからです。
結局あふれて床置きが増え、元の木阿弥になりがちです。こだわりが強い方も同じ傾向にあります。
まずは同じアイテム、似たような仲間を家中から集めることからしてみましょう。
いかに同じようなモノを抱え込んでいるのかがわかります。
いつもは液体洗剤を使っているのに、新聞屋さんからもらった粉洗剤も大量にある。
封を開けると粉が固まって使いにくい、なんてことはありませんか?
あまり使わない・使い切れない量があれば、使ってもらえる人や施設に寄付したりリサイクルに出したりして、量を減らすことから始めましょう。
量が減れば、分類がお得意なタイプなので、あっという間に片づけ上手になるでしょう。
|2014.04.01|50歳からの整理整頓,お知らせ一般
コラム更新しました。
『片づけるか、片づけないか、その時の心の状況で選んでいる。
片づけないというのは、あなたが片づけない選択をしている結果である。』
そういわれているのが、選択心理学をベースに様々なコンサルティングをされている岡田真由美さんです。
『春になってからでいい、衣替えですればいい。そう言い訳?をしながら自分との対話で決めている。』
片づけがよくダイエットに例えられるのは、同じ心理だからでしょう。
「痩せたいけれど、目の前のケーキは食べたい。。。。明日からダイエットをしよう!」
「片づけたいけれど、疲れているから明日の朝に片づけよう!」
同じですね。
朝片づけられればいいけれど、忙しい働く主婦、子育て期の母は、次々と新しい事が起きて時間が足りなくなる。
「いいや!片付けなくても死にはしない。」
では、本当に片づけたいと思っているのでしょうか?
岡田さんは本根を自分に聞いた方がいいと言われます。
片づけないことを優先する選択をしたには「片づけない理由」があるので、その自分に会いに行く。
自分を責める人が多いので、責めない。
「~ねばならない!」を手放す。
これは真面目な方が多いからです。まずは許してあげる。
そうしないと、精神的に疲弊してしまう方がいます。
なんで片づけない自分がいるのだろう?にフォーカスする。
ここは片づける、でもここは片づけない。
それが自分のスタイルとなれば、<楽>になるかもしれません。
ダイニングテーブルだけきれいならいいことにしよう。
そこに花を飾ればhappyでいられる。
想像するだけで楽しくなりませんか?
ダイニングテーブルは家庭でもっとも散らかりやすい場所です。
なぜなら、そこにあったほうが楽できるから。
ただし、この<楽>も数点までなのです。
数十品になると、ゴチャゴチャ感が心地いいから離れてしまいます。
さらに、どこに何があるのか分からなくなります。
「楽」だから置いたはずなのに、探し物をしている。確かここに置いたはず。。。
昨日お伺いしたご自宅でも、現在使っているカゴに値札のビニールひもだけ残っていました。
値札は購入時に取った(店舗ではずしてくれた)けれど、はさみが手元になかったからビニールひもはそのままなのかな?と思いました。
どうしてそう思ったかというと、「はさみありますか?」とお聞きした時に出てこなかったからです。
スタッフがすぐに携帯していたはさみを出しましたが、ちょっとした質問で日々何がお困りなのかが分かります。
はさみってよく使うアイテム。
それが探さないと出てこない。
ではあまり使わないものは、もっと出てくるのに時間がかかるのだろうと察しが付きます。
意地悪で聞いているのではないのです。
日々の生活は細かなことの積み重ね。
ほんの一コマのために、家事が滞ったり、嫌になったりするからです。
もっと探し物が多くなり常態化すれば、気持ちも落ち込み自分を否定するようになることさえあります。
自分は出来ないのだと。
だから「自分を責めない!」は大切なのです。
だからといって、能天気に「散らかってて、いいわ!!!」になると、家族が体調を崩します。
部屋は健康のバロメーターにもなります。片づかないところは掃除が行き届きません。
埃が多ければ多いほど、ウィルスやカビの胞子がひそんでいる可能性が高い。
ご高齢の方がたまに押入を片づけようとしたら、
カビの胞子を大量に吸って肺炎になったというのを聞いたことがあります。
カビが生えるまで放置してはいけないということ。
環境にもよりますが、一般的には気がつくような日々の手入れをしておくことが必要になります。
もし放置状態であれば、必ずマスクをつけて作業をしましょう。
次回は男性編、子供編で書いてみたいと思います。
|2014.02.13|50歳からの整理整頓,お知らせ一般,生前整理セミナー
調布市での3回講座にご参加いただいたおばさまからの感想です。
たくさんたくさん片付け本を読んだんです。
こんまりさんの本も読みました。
溜め込む性分なので、本当に捨てられないんです。
夫からは、いくらたくさん本を読んでも片づけられない。と言われていたんです。
それが捨てられたんです。!
たくさんの講座を受けてきましたが、私にとってこの講座が一番です。
ありがとうございました!!!
まだまだたくさんあるけれど、
洗面所の床にあったバケツやトイレットペーパーも、棚を買って来て置きました。
捨てられないから、まだ3分の1しか捨てていないけれど、きちんと計測して棚を作ったんです。
床に一杯あった物を整理して、洗面所はスッキリしました!
ダイニングテーブルの上も綺麗に片付けて、花を飾りました!
初めてなんです。片付けられたの!!!
感動を心より伝えてくださいました。
よかったですね~。あきらめないで。
誰にでも片づけはできるものなのです。
そのきっかけさえあれば、本当に誰にでも。
そのきっかけを探すのが大変なだけなのです。
私も今でこそ幸齢整理を勧めていますが、
元々出来ていたわけではなく
汚れているのが嫌いなだけだったのです。
物もたくさん持っていました。
だから、捨てられないという気持ち、分かるのです。
衣類も10年持っていたことがありました。
流行は10年経てば回ってくる。
確かに回ってきました。
しかし着ることはありませんでした。
着ようと思えば着れました。
昔とは違い、現在の流行は何パターンもあり、その一つにはなっていたからです。
しかし、自分の中に古いという気持ちがあり、結局着ることができなかったのです。
そんなことを経験したからこそ、手放すという行為に結び付いたのです。
同じ仲間はなんとなく分かるのですかね。
捨てられない人がたくさん集まってきます。
そして、小さな一歩を歩み始めます。
他のおばさまも言われていました。
体力が付いて行かないから、なかなかできないけれど、
簡単なセットを作ることはできた。
とっても楽になりました。
この方は、朝食セットやお茶セット、趣味のモノのセットを作られたのです。
日々使う物を一緒にまとめるだけで、とっても便利で家事が楽になります。
おばさまの感動はブログ「物を溜め込む性分がたった14日で劇的に変化。捨てられた!!」に掲載しています。
多くの方が、この感動を手に入れて欲しいと思っています。