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整理収納アドバイザー(片づけセラピスト)の横浜Tキューブ・スタイル
整理収納片づけの支援セミナー、支援サービスをしている藤岡 聖子の事務所です。

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片づけられないと孫にいく?

ある講座の中で出たお話です。

「私は片付けられないんです。
子供(未成年)の洋服も孫に着せられるかなと思って捨てられない。
反面教師なのか、娘が最近片付け始めました。」

 

なぜそう思うのか、聞いていくと、過去の成功体験がありました。
おばあちゃんが自分の洋服を大事にとっておいてくれていて、子供がその服を着てくれた!
周りの人も、今どきのテイストではないことを褒めてくれたのだそうです。

それは嬉しかったでしょうね。自分の洋服を子供が着てくれたのですから。
しかし、これにはいくつかの条件があります。

 

まず洋服の管理を完璧にしていること。
数年たつと、クリーニングに出しておいたはずなのに黄ばんでいたという経験はないでしょうか?
まずはシミが浮き出てこないこと。

さらに、温度管理・湿度管理がしっかりなされていること。
以前、着物をクリーニングに出したからといって、虫干しをしなかったら、カビが生えていた。という話をお聞きしました。
長く持っているということは、管理に手間がかかるのです。
その手間を惜しまないならOK。

そして最大の難関は、孫が着てくれるかどうか。
趣味に合わなければ着てもらえません。
保管するなら、着てもらえなくても、怒らないこと。

 

 

結構ハードル高くないですか?
孫が悪いわけではありませんものね。
これを聞いたお母さんは、
「片付けられないのに管理は出来ない。
ましてや、必死に綺麗を保ったのに着てもらえなかったら、泣いちゃうかも。」

思い入れが強いほど、お孫さんに強要してしまうかもしれません。
さて、あなたならどちらを選びますか?

 

たった一度の成功体験が、物を手放せなくなるということは、わりとあることだと思います。
綺麗な箱をたくさん持っている人は、お孫さんが工作に使ってくれたとか、ありがちな話です。
しかし、いつまでも幼稚園児ではないので、長い間とっておいてもその後お声がかかることはありません。

 

そうやって物は居据わるのです。
部屋のスペースを奪っていくのです。
自分が使わない物は、いらない物。
そうやって限っていかないと、お家の中は物だらけ。
自分の生活スペースがどんどん狭くなってしまいます。

 

物が主役なのか、あなたが主役なのか、一度よ~く考えてみませんか?
幸せな人生を送るのに、床を埋め尽くす物はいらないはず。
もし災害がおきたら、逃げ道をふさぐかもしれません。

ご本人は「よし」としたとしても、ご家族はどんなに悲しむことでしょう。
ましてや、お孫さんが遊びに来ていたとしたら?

自分のことだけではなく、周りの人のことも考えてみましょう。
震災の時に、お年寄りが逃げないので、家族は置いて逃げることが出来なかった。
そんな話もあるのです。

 

捨てられない。捨てられない。
なにがそこまでさせるのか?
物にしか幸せを感じることは出来ないのでしょうか?
もっと大切なモノはないでしょうか?
残りの人生を考えたとき、
もう一花咲かせたい!と思った時、
何に自分を賭けますか?
床に置いてある物に夢をかけられますか?

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